不眠のどツボ ― 2005年11月02日 18時44分25秒
昨日の仕事中(おいおい!)。
お向かいさんがネットの「鬱テスト」をやってた。
「いや〜ん!
"軽いうつ症状かもしれません。お医者さんに相談してもいいでしょう。"
やってぇ〜!!」
と叫んでおられました。
「じぇいさんも、やりませ〜ん?」と言われて、
「あ〜。今やったらひどいですよ〜。」と言いつつ、やってみた。
結果。
「中程度のうつ症状です。お医者さんに話をして、
薬の処方などしてもらった方がいいでしょう。」
そのとおりです。
そうです。睡眠薬を処方してほしいですわ。
いつもの将来不安や自分の手の届かないところの問題はさておき、
何が問題って、「うまく眠れない」のがさしあたって一番の問題。
最近の頭のブチキレの直接原因は、睡眠不足と睡眠の質が悪いこと。
4〜5日不眠が続いたら、その次にたくさん眠る(10時間くらい)。
そしてまた不眠が戻ってくる。このくり返し。
不眠のパターンは、
・どんなに体がしんどくても、眠くならない。
朝まで布団の中でゴロゴロしていて、起きる時間に布団から出て、頭グラグラで出勤する。
・眠いのに、眠りかけると息ができなくなり苦しくなって、突然ガバッと起きる。
この「ウトウト+ガバッと起きる」を何度も繰り返して朝になる。やっぱり頭グラグラ。
・寝付きは悪いけれど、とにかく眠れる。
でも、たくさん夢を見るので、起きた時にはすでに疲れ果てている。
夢を覚えているので、眠った気がしない。(覚えてないならいいのに)
この不眠も時々起こる動悸も、最近始まったことではなく、
ずっと前からあるけど、最近、しんどいことや考えないといけないことが増えてきたので、
余計にひどくなってきているみたい。
もちろん、不眠でも動悸でも、死にはしないので、放置してきたのですが。
最近みたいに、仕事でミスを連発するのは初めてなので、かなりこわい。
まずは自力でちゃんと眠れるようにしたい。
今日は不眠明けの「爆睡デー」のはずだったけど、睡眠時間は8時間で抑えた。
2時間分セーブしたぞ。いいじゃないか〜。
夢も見てないぞ。(見たかもしれないが、覚えてないもんね)
今晩もこんな感じで眠れたら、いいぞ。
おまけに、今日はシーツやパジャマ洗濯したり、布団干したり、
小さい頼まれものも、いくつか済ませたし。
今夕方だけど、すでになんとなく眠いぞ。いいぞいいぞ。
仕事も絵も、心配事は根本的に何一つ解決してないけれど、でも。
この調子で、がんばる。
*******************************************
さて、コメントくれた方。永らく放置してごめんなさい。
アーバンさん。
毎度ご心配ありがとうございますm(__)m
「うまいもん食べる」は、どうにかして実現したいです。
美味しい食べ物のある所、そして、風景の良い所、そんな所に行きたーい!!
アーバンさんが今滞在しておられるであろう、「香港」みたいな所!!!
(映月楼Love)
あ!香港なら、「汚染脳味噌洗濯中心」なんちゅーお店、あったりして。
見かけたらぜひ洗ってきてね。結果によっては私も行きますので。
(割引クーポン忘れずに持って帰ってきてね)
さゆぞうさん。
なるほど。
まず、考える前に「逃げろ!」ですね。わかりました。
睡眠トレーニングの次は、本当に逃げてみます。
北海道・四国・九州は行ったことあるし、あと日本列島の中で渡ってないのは...沖縄。
うーん。沖縄か。青い海・青い空・明るい太陽・暖かい地元の人々...
かなり苦手かもしれない。
でも、米軍基地の様子を見てくるとかいうのなら、行けそう。
明るい沖縄だけじゃなく、暗い部分も垣間見る。
そういう旅なら。
しかし、これって逃避や脳味噌の洗濯になるんだろうか?
Camideさん。
ヨガセラピーか。
Camideさんは、チャレンジ精神が旺盛で、ホント面白いね。
(Camideさんがレオタードでヨガの珍妙なポーズ取ってる姿...(~ー~)あ〜う〜〜)
いやでもね、体を動かすのは効果があるやろうと思って、私もこんなん買ってみてんよ。
(内容は、ストレッチしながらの地味な筋トレ。バレエではありませぬ。
映像的には、ゲイの方へのサービス?みたいな部分もあり、興味深かったけど)
でも、やっぱりひとりでは続かん。1回通しで見て、満足してそれっきり(笑)
あかんね〜。
でも「銭湯一番乗り」なら出来そう!って、この辺じゃ、絶滅しました。銭湯(泣)
「妙齢の女性たち」は、結局、東山の宮田で昼を食べ、翌日は武蔵でお寿司を食べたそう。
観光した場所は、東山・長町の武家屋敷・兼六園だそうです。
浅野川がとてもステキで素晴らしかった!と。うん。私も浅野川大好き。
近江町市場が工事中で、日曜に閉まっていたのが残念だった、と言ってました。
「れのん」は次回、私が行きた〜い。おいしそうですな(^_^)
情報ありがとうです。
*******************************************
「ロータスのツボ」はとりあえず終了したので、
次は「不眠のツボ」でも始めるかな...。
どなたか、私と一緒に連載できる人、います???(^_^;)
※たった今発見しました。
「Jのツボ」の表紙にある「Last Up Date」が、
10月からずっと「Nov.」(=11月)でした。
やはり、狂っております。。。
有本利夫展 ― 2005年11月03日 22時36分10秒
昨夜は「眠れない〜」と思いつつ、いつの間にか眠っていて、
夢は見たけど、覚えてなくて、睡眠時間6時間。
どお?ええ感じ!!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
さて今日は、『有本利夫展』に行ってきました。
有本利夫さん(1946-1985)は、学校を出て割と早い時期から画家として認められ、
ご存命中から熱烈なファンを持ちながら、わずか38才で病気のため世を去った方です。
1980年の『安井賞展』で安井賞を受賞した『『室内楽』という絵は、
実際に展覧会を見に行ったので、よく覚えています。
他のたくさんの絵とは、表現の出発点からして、全然違った絵でしたから。
(今日の展覧会には『室内楽』は来てませんでした。)
彼の安井賞受賞から何年もたってから、私が入った大学の学生たちは、
喜々として「逆パース」(『室内楽』の絵のテーブルは逆パースです)を用いてました。
「逆パース」を取り入れること自体は、表面的な真似にすぎないのですが、
それくらい、衝撃的で、人の心をしっかり捕らえたということです。
有本さんは、イタリアルネサンスの画家ピエロ・デラ・フランチェスカに惹かれ、
バロック音楽に惹かれ、それがまっすぐに作品へと連なっています。
絵肌の作り方は、古いテンペラ画やフレスコ画を模していて、とても物質感があります。
そして、ルネサンス期の絵画のテーマは全て、ギリシャ神話か聖書でした。
要するに、『お話を語る絵』です。
有本さんがクリスチャンだったかどうかは知りませんが、彼がルネッサンス期の絵画から、
『語り』というものを受け継いでいたことは、間違い無いと思います。
私は実は、有本さんの作品を好きだと思ったことは無かったのですが、
ずーーーっと、何かしら気になる作家さんではありました。
それはきっと、『語り』の作家さんだからだと、今日、思いました。
それから。。。なんというか。。。。
ここからは、私のイヤな性癖なんですが。。。
今日のように、一人の作家さんの一生涯の作品がずらっと展示してある時、
その作品群には必ず、どこかに『ピーク』があります。
全体を眺めることで見えてくる、作家としての頂点。
生涯の中のピークの作品を見ていると、「ひとの一生は短いな」と、思ってしまいます。
そして、振付家のモーリス・ベジャール氏が語った言葉、
『...私は彼らがもっと歳をとってから亡くなっていたら!?とは言いたくありません。
なぜなら物事が起きるのに、遅すぎたとか早すぎたとかいうことがあるとは
思えないからです。物事は、あるがまま存在するものなのです。』
これを思い出して、今日の有本利夫さんの作品群を見て、また、
「まったくそうだよな〜」
と、心の中でつぶやいてしまったのでした。。。
有本さんの38年の生涯は短かかったけれど、そこには彼の『すべて』が在るのです。
(しかし生きてる間に「この絵がピークですね!」と言われたらショックやろな...)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
有本さんの絵を見たあとは、
ホームセンター(すごいギャップだ!)へ行って、
スーパーに寄って、帰りました。
上の写真は、『あんだよぉ!なんにもくれないのかよぉ!』
という落胆した様子で、私の元から去っていく、お城の堀の白鳥さんたち。
悪いね、何も持ってなくて。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
さあ、今夜もうまく眠れるかな〜?
すでにけっこう睡魔が来てるんだけどな。
最近のコメント