「平沢進 Interactive Live Show 白虎野」 大阪公演2006年05月02日 23時03分03秒

ブログのツボ
 
 
 
byakkoya
 
 
 
みなさま、連休いかがお過ごしですか?
 
 
 
私は昨日、Interactive Liveなるものに、初めて参加してみむとてするなり。
 
(写真:チケット+特典のロータスキャンドル+開場を待つ人の列)
 
 
 
 
その名の通り、舞台に居る演者と客席に居る人と会場の外に居る人、
 
3すくみでの、双方向ライヴ。
 
 
私はゲームをまったくしないのですが、
 
平たく言えば、会場内外の観客の選択により、ストーリー展開&曲目が変化する、
 
そういうロールプレイング・ゲームをやってる感じ。
 
 
会場の巨大スクリーンに、ストーリーに沿った映像がずーっと流れていて、
 
時に文字情報が流され、ストーリーの分かれ道を選択するときに、
 
「こっちだ!」と思った方の展開を選んで、
 
 
『わぁ〜〜〜っ!!』
 
 
って、叫ぶのです。
 
(うん。なんかやっぱり宗教のセミナーみたい...)
 
でも、楽しかった!!
 
 
 
もともと、私はこのミュージシャンの音楽が大好きなので、
 
(特に特に、その歌詞がすばらしい!!!!!!)
 
今回喜び勇んで参加したのですが...。
 
私を誘ってくれたさゆぞうさん(笑)曰く。
 
 
 
 
『新興宗教のセミナー』
 
 
又は
 
 
『高級布団の催眠販売』
 
 
 
 
という表現がぴったりの、脈絡の無い客層!
 
 
テロテロの綿シャツに、カバンたすきがけのオタクくん。
 
いわゆるネズミ色の背広を着込んだ七三サラリーマン。
 
真面目そうな、若いOLのおねえさん。
 
フリフリ衣装のロリータ風おばちゃん。
 
果てはロココ調の花柄衣装に身を包んだフランス伯爵(笑)まで。
 
 
お客さんが、ニューヨークもパリもトーキョーもびっくりの、
 
ワケのわからん人種のるつぼ!!
 
まあ、自分もそこに参加してたワケなのですが。。。(笑)
 
 
 
 
でも結局、昨日はゲームは失敗。
 
私たち観客は、仕組まれたストーリーの中のどこかで選択肢を誤ったようで、
 
最後、「男」は死んでしまいました。え〜〜〜!?(x_x)
 
 
 
会場が明るくなったときの、お客さんの落胆ぶりと言ったら。。。
 
ライヴが終わった直後とは思えない、虚無の霞がかかっていました。
 
...と。
 
ここまで読んで、このミュージシャンがだかわかったアナタはエライ!
 
 
 
 
上にも書いたように、このライヴは会場の外からもネットで参加できるので、
 
明日・明後日の東京公演には、在宅で参加してみむとてするなり。
 
会場に行くアナタ!私のハンドルネームがスクリーンに映ったら、雄叫びをあげてね!!
 
 
 
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Camideさん。
 
連休、いかがお過ごし?
「アメリカン・ビューティー」「サイドウェイ」共に、
ストーリーを漏れ聞いただけで、実際には見てないのですが。。。
「くたびれて空回りして...少しずつ進みながら狂っていく中年男」
に対して、優しい眼差しを向けることができるような、反乱でマンダムな年齢に、
Camideさんもなってきたということなんでしょうね(^_^)
(私は自分自身が「狂っていく中年女」になりそうでコワイ!)
 
「ゼロの概念」ねぇ...私はその境地には一生たどり着けないと思うな。
そして、「最近のミュージシャンは...(▼▼メ)」とお嘆きの貴兄に、
↑「上の方」をおすすめします。って、すでに知ってるかもね。
複雑すぎてまったく意味がわからないのに、「すごく良い!!!」歌詞を書かれます。
POP界の作詞の、中島みゆきが女横綱なら、この方は男の横綱だと私思ってます。
世界観は天と地くらい違うけどね(笑)
 
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ひとつ。
 
ライヴについて、真面目な感想を言うと。
 
 
このミュージシャンの方は、たくさんアルバムを出していて、
 
その1枚1枚に、ストーリーなりコンセプトがしっかりあるのですが、
 
昨日のライヴでは、最新アルバムからの曲と、過去のアルバムの曲が、
 
取り混ぜて演奏されました。
 
新たなストーリーに沿うように、曲の構成がシャッフルされていたわけです。
 
それが、新しいストーリーに、ちゃんとハマってるんですね。
 
ああ、すごいなー、と思いました。
 
 
 
つまり、複数のフレーズから成る10数編の詩から、
 
数フレーズずつを抜き出して編集し、
 
新しい1編の詩を生み出してしまったワケです。
 
ほ〜〜〜〜〜!
 
 
 
こういう魔法は、この方が楽曲をつくるときに、
 
すべての楽曲に通底する「刻印」のようなものを、1曲1曲に、
 
ちゃんと刻み込んでいたからこそ、できるんだなー、と。
 
 
 
私も、こういう風に絵を描かないといけないよな、と思いました。
 
 
10年前の絵と、最近の絵を、同じ空間に並べたとき、
 
10年前でも、最近でもない、「新しい空間」が生まれるような絵を...。
 
 
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そして最後には、イナ・アティドゥーを破壊し、アティドゥー値を上昇させるのだ!!
 
がんばれ!小さな生物!!
 
(意味不明でごめんなさい!すっかりハマッてます。笑)
 
 
 
そして、考えても答えの出ないことは、考えないことにする!!
 
考えるよりも、行動あるのみ!!!
 
だから、ロータスを植え替えた!!
 
 
 
『ロータスのツボ2』始めました!『Jのツボ』のTOPからどうぞ!!
 
 
 
 
 

「平沢進 Interactive Live Show 白虎野」在宅オーディエンス2006年05月04日 22時46分33秒

ブログのツボ
 
 
 
本日は快晴であった也!
 
布団を干した也!
 
ジーンズをたくさん洗濯した也!
 
仕事もした也!
 
夜はネットで遊んだ也!
 
 
 
...最良の一日也!!
 
 
 
encore
 
 
 
昨日と今日は、前回宣言したとおり、
 
夜19:30(今日は18:00)より「在宅オーディエンス」として、
 
『平沢進 INTERACTIVE LIVE SHOW 2006“LIVE 白虎野”』
 
東京2Daysに参加しておりました。
 
 
 
会場にいたさゆぞうさんは、
 
私のメッセージ&ハンドルネームを確認できたそうで、
 
なんだかちょっと嬉しかったです。
 
しかも、東京初日の昨夜は最終的に「その男」は『白虎野』に無事到着!!
 
ストーリーはグッド・エンディグ!
 
見事にクリアしてしまいました!
 
音響も良かったそうで、大阪とはぜんぜん違うよ・・・
 
うらやましい限りです。
 
 
でも今夜、2日目にして最終日は、
 
スーパー・バッド・エンディングでした。
 
その様子を最初からずっと見守っていた私は、
 
「大阪と似てるやん!あかんやん!」とか「うそぉ〜!」とか言いつつ...。
 
残念でしたね。
 
 
 
 
あ、それでですね。
 
在宅オーディエンスである私は家で何をしていたかというと、
 
『白虎野』のサイトにアクセスし、
 
30秒と70秒ごとに配信されるライヴ会場の映像と、
 
随時更新される会場でのストーリーの進行状況を見ながら、
 
(↑上の画像参照)
 
答えがあるんだか無いんだか「はぁ?」な2択問題に答えて行き、
 
(↓下の画像参照)
 
 
QA_47_1
 
 
「正解」にたどりつくと、ライヴ会場にあるモニタに点数が加算され、
 
Σ12の待つ「真実の世界(=白虎野)」が維持されるためのパワーになるのです。
 
 
(ああ、こんな説明書いてるなんて、自分が別人格になった気分...)
 
 
 
 
...と、まあ、トータル3日間、バーチャルな世界で遊んでいたのです。
 
で、とっても楽しかったのです!!
 
会場で生のライヴに参加するのも、家でネット参加するのも、どっちも楽しい!!
 
これを大まじめにやり続けている平沢進という人。
 
あらためて、すごい!!
 
 
 
インターネットは犯罪の温床にも成り得るけれど、
 
こういう楽しい良い使い方も出来るんよね。
 
(でも彼の音楽は、厳しい現実に根ざしているので、そこが強いの)
 
 
 
バンザイ!ヒラサワ!!
 
ガンバレ!ヒラサワ!!!
 
カッコ良すぎるぞ!ヒラサワ!!!
 
 
 
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さゆぞうさん。
 
今回は誘ってくれてありがとう!!
もともと平沢さんの音楽は大好きだったけど、
こんなにはまるとは、正直思っておりませんでした(笑)
そして、こんなにもブンッブン!に人生振り切ってる人を見てしまって、
思わず鬱気も吹っ飛びました!!
私、油断していると、知らぬ間に視野がとてーも狭くなってしまうので、
時々、ブンッブン!な人を間近に感じないといけませんね。
ということで、次のライヴが楽しみだ〜〜!!!
そして、「ビオトープ日記」、お待ちしております。
今季も共にがんばりましょう!!
 
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ライヴに行ってから、家で「平沢まつり」(アルバムを連続でかけ続ける)
 
をやってるのですが、あらためて、音楽ってスゴイ!!と。
 
 
具体的に当時何をしていたか、何をどう考えていたかは思い出せないけれど、
 
ある曲を聴いただけで、その曲をよく聴いていた頃の自分の精神状態が、
 
鮮やかに蘇ってくるんですよね。
 
そして、平沢おぢちゃんの曲をよく聴いていた頃っていうのは、
 
『人生を棒にふる』について考えていた頃とも重なっているようで、
 
(つまり、しょっちゅうクヨクヨと、『人生を棒にふる』について考えている)
 
さゆぞうさんが言ってくれたように、
 
『振るなら思いっきり振る』っていう答えもまた、同時に思い出したりしてね。
 
お陰で、ちょっと鬱に引っ張られ気味だったのが、元に戻りました。
 
(そしてこの先、今回のライヴを思い出すときには、
 
 「落ち込みかけてたのが元気になった」
 
 という精神状態の変化が、鮮やかに蘇るんでしょうね!!)
 
 
 
あ〜〜〜〜!!!良かった!!
 
楽しかった!!
 
3日間堪能しました!!
 
次はインタラクティブではない、普通のライヴにも行きたい。
 
 
 
 
 
ではこれにて今回のライヴは終了。
 
 
起立!
 
 
回れ右!!
 
 
次のライヴまで、解散!!!(^_^)/