東京への旅 20102010年03月10日 15時30分50秒


 
もちろん、東京からはとっくに帰ってきております。
 
夜はもちろん、お昼間も観光三昧いたしまして、
 
大満足の旅でありました。
 
しかし、東京に着くなり、雨!雨!雨!
 
おまけに日がたつにつれ、気温がどんどん下降して行く中、
 
私の奇妙奇天烈な観光にベッタリ付き合ってくださったS蔵さんに感謝。
 
私の希望の場所にさっさかと先導していただいて、頼もしかったです!
 
m(__)m
 
 
 
というワケで、何してきたか、ざっとご紹介。
 
(結局、神社と寺とぜんざいとライブしか行ってないんだが・・)
 
 
 
 
*   *   *
 
 
 
 
まず、昼間の高速バスに乗り、9時間かけて夕刻東京着。
 
その足でライブハウスへ。
 
 
(で、夜はライブに行ったワケですが、その狂った話はまた今度♪)
 
 
 
 
 
*   *   *
 
 
 
 
日付は変わって・・・
 
 
 
 
 
 
神田明神
 
 
思ってたより社殿が新しいですね。
 
震災や戦争で焼けて再建を繰り返したようです。
 
まめに塗装し直しなどもされている様子。
 
門の装飾等もモダンな感じがしました。
 
 
 
kandamyoujin
 
 
 
で、なんで銭形平次???
 
 
zenigatahieji
 
↑銭形平次の碑↑
 
 
銭形平次は、
 
「明神下の神田御台所町、鰻の神田川の近所」
 
に住んでいたそうなんですが、しかしこれ神社の境内に立てますかね?
 
 
kaneitsuhou
 
オマケに、この凝ったつくりをご覧下さい。
 
土台と囲いの柱が「寛永通宝」(笑)
 
 
 
kekkonshiki
 
 
我々がうろうろしている間に、神田明神では結婚式が二組ありました。
 
二組目の新郎さんが、式を行う本殿に向かう道ですでに号泣していたとか。
 
今話題の『草食系男子』な新郎さんだったようで(笑)
 
 
 
で、お獅子のおみくじマシン。
 
oshishiomikuji
 
200円入れると、ぴ〜ひゃら〜♪とお囃子が流れ、
 
お獅子が踊りながら右の白い箱におみくじを取りに行き、
 
おみくじを口にくわえたら、踊りながら戻ってきて、
 
左下の穴から外に落下させてくれます。
 
UFOキャッチャー方式ですね。
 
これ、『大吉』でした。
 
お獅子!GJ!!!
 
 
 
 
神田明神は、お尻を向けて門を出たら平将門に祟られるっていうんで、
 
丁重に頭下げながらヘコヘコ後ずさりで出てきました。
 
本殿の背後におざなりに並べられた、
 
妙に新しげで近代的ニッチ建築な祠の数々が、
 
静かな違和感を放っていました。
 
 
 
 
 
 
湯島聖堂
 
 
ここは中には入らず、横を通っただけなんですが、
 
屋根に妙なものが乗っているのを発見。
 
近寄って見たら、しゃちほこなんですが、潮吹いている!
 
「派手ですなあ〜」、と感心して見ていると、その横にも何かおる?
 
 
 
shachihoko
 
え?ガーゴイル?
 
これは『聖獣・鬼龍子(きりゅうし)』というものらしいです。
 
湯島聖堂は孔子廟というだけあって、やはり建物の造作が中華風。
 
中庭では太極拳のグループが活動中でした。
 
 
 
 
 
 
竹むら
 
 
今回は、『東西甘味文化の比較研究』という壮大なテーマを探求するため、
 
『粟(あわ)ぜんざい』なるものを食べることに決めていました。
 
その一軒目がこちら「竹むら」さん。
 
 
 
takemura
 
 
写真撮ってないんですが、初めて食べました『粟ぜんざい』。
 
この歳になって、知らない食べものがあったなんて、びっくり。
 
 
サラッとした汁あんに白玉やお餅の入った関西の「ぜんざい」と違って、
 
『粟ぜんざい』は、ついた黄色い粟餅の上に、とろっとした半固形こしあんが乗ってます。
 
熱々です。
 
(関西風のぜんざいのことは東京では『田舎しるこ』と言うらしい。へえ〜。)
 
食感としては、おはぎの餅米がきめ細かく柔らかくなったもの(固いおじや風)に、
 
ゆるいこしあんが乗っけてある感じ。
 
しかし、粟が案外なめらかで、これは美味しかったです。
 
あと、通常、ぜんざいには関西では「塩昆布」が添えてあるのが、
 
東京では「シソの実」なんですね!これもびっくり。
 
やはり昆布は関西の食文化なんだと再認識。
 
「竹むら」さんでは他に、『あげまんじゅう』も食べました。
 
中はこしあん、皮がもっちりしていて、中華菓子に似てます。
 
 
お店の外観、内観とも、すばらしく風情がありました。
 
ぜんざいが来る前には、桜茶が出ましたよ。風情&季節感たっぷり!
 
ここのお店はまた行きたい!
 
 
(その後の調査で、『粟ぜんざい』は京都にもあるとのこと。
京都人にとってはポピュラーな甘味らしいです。知らなかった!)
 
 
 
 
 
 
『竹むら』のお向かいにあったのが、あんこう鍋の老舗。いせ源さん。
 
そのお店前のショーケースがコチラ!
 
 
ankou
 
 
「デロレーン」ていう感じで、生あんこうが・・・
 
これが今夜の鍋になったり、揚げ物になったりするようです。
 
このお店の外観も、すばらしい風情のある佇まい。
 
神田界隈はこういう古いつくりのお店がぽつりぽつりと残っています。
 
 
 
 
 
 
Caspar David Friedrich at Jimbo-cho, Kanda
 
 
『竹むら』さんで暖をとり、甘いもの補給したあとは、本の町、『神保町』へ!
 
『神保町』の古書店街には、『本と街の案内所』というのがあって、
 
どんな本を探しているか伝えると、「コンシェルジュ」のおじさまお兄さま方が、
 
地図を片手に至れり尽くせりの案内をしてくれます。
 
「ここは最近開店したばかりなので、まだ地図に載ってないんですけど・・」と、
 
地図に載ってない店まで教えてくれました。
 
私は、コンシェルジュのおじさまが教えてくれたある中古洋書店で、これ発見!!!
 
 
 
c_d_f_1
 
 
ぎゃーーーーーー!!!!>*0*<
 
FriedrichはAmazonで色々探してて、でも高いのに中身わからないし買えない・・・
 
(というか、根本問題として画集があまり出てないんだな、この人。)
 
と思って、仕方なく失敗覚悟で一番安価な画集を注文したらもう品切れで。
 
これは私はこの人とは縁が無いんだと。
 
Caspar David Friedrichの画集は半ば諦めていたのに・・・!
 
ここにおったんかー!
 
ここで私を待っとったんかーーーーー!!!(T.T)
 
この本もすでに一般には出回っていない、古書しか無い本。
 
お金無いし、これからライブだし、こんな重い本もってライブハウス行くのか?
 
と、しばし迷ったけど、今買わないと永久に手に入らないかもしれない。
 
「迷ったら買え!」の精神で、、、買いました!
 
 
 
夜、中開けてよく見たら、ページの間にこんなものが・・・
 
都内にある某有名洋書店のレシート『¥11,330』也。
 
 
c_d_f_2
 
左上の値札シール『¥5900』は、私が神田の古書店で買った値段。
 
うへえー。
 
この人一体いくらで古書店に売ったんだろう。
 
安く手に入って私は満足ですが・・・
 
Friedrichを手放してくれたあなた、本当に有り難う!!ヽ(^。^)丿
 
 
 
 
 
 
 
(で、夜はライブに行ったワケですが、その狂った話はまた今度♪)
 
 
 
 
 
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日付は変わって・・・
 
 
 
浅草神社
 
 
 
asakusajinjya
 
 
"『浅草神社』はたいそう御利益があるそうな。"
 
という噂なので、お参りしてみました。
 
浅草寺さんの右手奥にあります。
 
ここに祭られているのは、実は神様じゃなくて、人間!
 
「浅草寺を建立しようじゃないか!」と発案した人たちをお祭りしてるそう。
 
うん?御利益は・・・???あるのかな。
 
おみくじ引いたら、『大吉』でした。
 
ここは自分の手で引く方式だったので、これは私の実力です。
 
えっへん( ̄^ ̄)
 
(ここでも結婚式一組に遭遇)
 
 
 
 
 
 
浅草寺
 
 
 
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浅草寺さんは去年も行きましたが、現在本殿修復中。幕かかってます。
 
やはり、浅草寺さんの本殿と、仲見世通りなどこの界隈、好きです。
 
狭い場所にお寺とか小さいお店とか、
 
色んな細かい造作がごちゃっと凝縮されているのが好き。
 
お店一軒一軒の中も、細かいお土産でぎっしり。
 
浅草寺さんの本堂の中も、装飾でぎっしり。
 
お土産の人形焼やキーホルダーやお寺の装飾、ひとつひとつが微細に振動していて、
 
その微細な振動が集まって、大きなうねりが起きてる感じがする。
 
空気が非常に濃密かつ前向きで、活気に溢れているところが好き。
 
来て去っていく人(旅人)が交差する。
 
でもそういう人たちをはじき出さない。
 
その在り方が好き。
 
 
おみくじ、引いてきましたよ!
 
凶が多いという浅草寺。去年は『大吉』でした。
 
今回こそ凶?と思って引いたら『末小吉』。
 
『末小吉』?そんなのがあるのか。
 
区分が細かすぎる・・・
 
 
 
 
 
 
梅園
 
 
『東西甘味文化の比較研究』その2
 
仲見世『梅園(うめぞの)』さんの『粟(あわ)ぜんざい』
 
 
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やはり薬味は『シソの実』。
 
そして、こちらの粟餅は、やや粒が粗くねっちりしている。
 
上に乗っているあんも固め。
 
食べ比べの軍配は・・・『竹むら』さん!!
 
しかし『梅園(うめぞの)』さんは他にも色々和菓子を置いてて、
 
こちらで御干菓子セットひと箱買って帰りました。
 
京風とまたちょっと違ったデザインで、面白い。
 
 
 
 
 
 
山種美術館
 
 
 
言わずとしれた、日本画のすごいコレクションをお持ちの美術館。
 
ここ、実はライブハウスのすぐ近くにあるんです。
 
 
去年はお引っ越し前の仮住まいの場所へ見に行きました。
 
その時、
 
「名品たくさんお持ちの割に、狭いなあ。仮住まいやからかな?」
 
と思っていました。
 
今回、新しい建物に移転オープンしたので、期待して行きましたが。
 
・・・・・狭い。
 
あれは狭すぎるんじゃあないでしょうか。
 
入館料高いしー。
 
 
「開館記念特別展 大観と栖鳳—東西の日本画—」という展示、
 
これ自体は良かったし、作品も良かったです。
 
特に竹内栖鳳が良かった。
 
でも、もうちょっと作品展示できるスペースを確保するべきじゃないですか?
 
 
 
 
 
 
おみくじ三種
 
 
 
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左から:大吉(神田明神)、大吉(浅草神社)、末小吉(浅草寺)
 
 
神田明神さんのお獅子みくじに、
 
『金運:全体的に金運が上昇していきます。宝くじに幸運があります。』
 
とあったので、帰ってきて「ナンバーズ4」買ってみました。
 
(ちょっと前に姉とナンバーズの話をしてたので)
 
さて、当たるでしょうか〜????
 
 
(4ケタのナンバーは、ライブハウス前に停まっていたヒラサワさんのプリウス:BLUE LIMBO-正気号、よりヒントをいただきました。あれの意味が分かった時にはすごい感動した!!(/_;)・・・っていうか、いつもながら堂々と前に停めて晒してるのがスゴイ。今回は特にあれに気が付いて欲しかったんですよねー!(^_^)ああもう、おぢさんってば・・・笑)
 
 
 
 
 
 
 
(で、夜はライブに行ったワケですが、その狂った話はまた今度♪)
 
 
 
 
 
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日付は変わって・・・
 
 
またしても、昼間の高速バスに乗って、9時間ほどかけて戻ってきました。
 
 
 
 
た、、、楽しかったあああああああああああ!!!!!
 
大満足の、よい旅でした!
 
♪♪♪♪♪♪♪♪♪ ヽ(>_<)丿 ♪♪♪♪♪♪♪♪♪
 
 
 
 
 
 
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で、帰ってきてからDVD『LIVE 点呼する惑星』が届いたので、視聴。
 
 
・・・うわ〜(^_^)
 
やはり『Siren *セイレーン*』(with Naangfaa)が秀逸!
 
ディレイ・ラマも女声ボーカロイドも、牧歌的ないい味を出している。
 
(機械の声なのに牧歌的とはこれ如何に)
 
もちろん、御大の生ヴォーカルも相変わらず良い!
 
 
tenkolipping
 
例によってシャホーに入れるため、音声抜き出し作業。
 
もちろん個人で楽しむ以外の使用はいたしません。
 
プロテクトかけないでいてくれて、本当に有り難うございます!
 
 
 
 
 
 
*   *   *
 
 
 
 
 
ということで、気が付けば世の中はすっかり春であります。
 
私も去年から年越ししていた件が次々終了していて、
 
いよいよスッキリ今年の活動に入って行けそう。
 
まずはお祝い小品を一気に数点制作予定。
 
この春は親しい人々の慶事が続きます。
 
こういうことで急かされるのは、気分的に悪くないですね!(^_^)
 
 
 
では、本日はこれにて。
 
 
 
(ライブ関連の狂った話は・・・続報を待たれよ!)