けっこう偉い2008年03月05日 23時18分50秒


 
tsubo20080305
 
 
 
 
うわあああああああああああああああああああああ!!!
 
(騒々しい!なにごとだ。笑)
 
 
 
無事、ご注文主様よりOKが出て、作品を出版社に送りました。
 
 
この1ヶ月・・・長かった・・・・・・・・・・(/_;)
 
 
やっとだ!
 
 
この後は、出版社さんと印刷屋さんから何か直しが入らないことを祈るばかり也・・
 
 
っていうか、直してくれって言われても、どうやったらいいか(笑)
 
あはは、いい加減ですみませーん!
 
(しかし上機嫌(^_^))
 
 
でもまあ、とにかく終わったし。
 
今持ってるものは全部、出し切ったし。
 
そこさえ、見た人に伝われば、それで大丈夫。
 
きっと、本の内容に、良い空気を送り込めるはず。
 
はい、後悔無し!
 
 
まー。
 
1ヶ月前にはどうなることかと思ったけど、
 
人間、やればできる。どうにかなるもんですね。
 
 
実はこの企画、過去に一度完成させたものを捨てて、
 
今回全面的に描き直ししたんです。
 
描き直した結果、旧版よりも数段理解の深いものが出来て、
 
結果論ではありますが、最初の版を使わなくて、かえって良かったぁ・・
 
と、今はしみじみ思っています。
 
(まあ。今だからそう言えるワケですけどね、もちろん。)
 
 
 
 
 
で、私、今回、自分で自分をけっこう偉いなと思ったワケです(笑)
 
それはナゼか?
 
 
・・今回私がやった仕事は、本の挿し絵8点描くことだったんですけど、
 
本の内容は、初稿からガラッと変わったわけではないのに、
 
再度いただいた原稿を全部読み直して、
 
そこからエッセンスを取り出して、絵にして行く作業の中で、
 
内容に関する理解が明らかに深まったなと、思いました。
 
(専門書なので、もちろん全部を理解など出来ませんが)
 
理解が深まったのと同時に、そこから絵に繋げていく作業・・
 
左脳で読んだものを、右脳に回して、そこから手に繋げて絵を描く、
 
そのバイパスの「通り」の良さが、旧版とは比べ物にならないくらい、良かった。
 
「うわ!私ってば、頭良くなっとる〜〜〜〜?(*^▽^*)」
 
そう思った次第。
 
 
で、この「通り」の良さの理由は、私の頭が良くなったから(笑)以外に、
 
私のスケジュールの都合で、神経を短期集中させざるを得なかったから。
 
あと、注文主様が、「あなたの好きなように描いて」と、私に全て任せてくれたから。
 
中でもこの「全面的な信頼」が、最も大きな追い風になりました。
 
『あなたの絵が欲しいから、好きに描いて下さい』
 
どんな熱烈なラブレターよりも、強力ですね、絵を描く人間にとっては。
 
(でしょ?絵描きのみなさん?)
 
発注する側も、なかなか勇気が要りますよ。
 
絵のお陰で、本が台無しになる可能性だって、ゼロじゃないのに。
 
 
ええと、今年はもうひとつ、実現せずに終わった仕事があって、
 
そちらは、何をどう描くかについて、全て決められていたから、
 
この挿絵はそれとは対照的な仕事の頼まれ方で、
 
本当にありがたいことだったなと、これまた、しみじみ思います。
 
 
 
 
正直、この仕事が入ったせいで、
 
自分の作品制作の方が、ギリギリまで追いつめられたけど、
 
この仕事は、今ここでやって正解だったと思っています。
 
良い本になりますよ。
 
出版されたら、またここでご紹介します。
 
みんな〜!
 
買ってね!(貧困な私に合いの手を!じゃなく、愛の手を!)
 
あ、絵は、「私が自由に描いた」ということで、「変」ですよ(笑)
 
(でも、すごく良い本なんだけど、学術書なんだな、これがなぁ…)
 
 
 
 
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Camideさん
 
お!パッと見てすぐ分かった?
「ルビンの壺」と言います、これ。
この方が、きよし師匠…ではなく、本の著者です。
実際にはモノクロでの掲載となるので、どんな感じになるかな。
出版の先輩Camideさん。もし直しが来たら、相談させてね。
 
 
 
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というわけで、出版社に作品送ってすぐ、自分の制作に戻りました。
 
もう、一刻の猶予もございません。
 
これから4月いっぱいまで、通常の仕事をする以外は、制作です!!
 
 
 
だから、私を遊びに誘わないでね…(>_<)
 
 
 
行きたくても行けっこないので…(>_<)
 
 
 
はぁう〜〜〜〜〜〜〜…(>_<)
 
 
 
 
 
でも。
 
行きの飛行機ちゃんと席取れたし、泊まるとこも確保出来てるし、
 
ギャラリーさんへの振込も全て終了したし。
 
各種準備は滞り無く進んでる。
 
絵描きや作家と呼ばれる壊れ人種としては、けっこう優秀じゃあないかい?
 
うん。よろしいよろしい(^_^)
 
 
 
 

赤信号点灯2008年03月11日 00時23分43秒


 
 
 
 
Dale ca watasi no catawo mon de coure ma senca?
 
 
 
………調子悪い。
 
 
 
 
 
 
ダメだ。
 
 
 
ツケは大きすぎた。
 
体がボロボロです。
 
 
『Jさんいつも元気そうで楽しそうでいいわね〜』
 
って、こないだも声かけられたけど、、、、
 
例え顔は笑ってたとしても。
 
身体死んでますから。
 
 
 
冗談や比喩ではなく、
 
筋肉が壊死してるかと思うくらい、肩〜背中のこりがひどい。
 
体中の至る所が常に痛い。
 
口内炎はずーっと治らない。ビタミン飲んでも治らない。痛い。
 
睡眠もおかしい。ぐっすり寝れない。
 
(これはいつものことだが)
 
自分の絵は、まだまだ終わらない。
 
個展DM用にと描いていた作品も、もう印刷の締め切りには間に合わない。
 
考えてたのじゃない別の作品に差し替えるしかない。
 
一体全体、何やってんだか、私は。。。
 
読みが甘かった。
 
本末転倒もはなはだしい。
 
 
物事は、引き受ける勇気も要れば、断る勇気も要る。
 
一旦引き受けたからには、何がどうなろうと、自己責任だから、
 
自分の身は自分で守らなければ、誰も責任とってくれない。
 
「お願い、やって!」って、言われて、
 
「無理しても引き受けたら喜んでもらえるかな?」と思っても、
 
やれることとやれないことは、確実に存在する。
 
やった内容は全力出して満足はしてるけど。
 
そんな話じゃなくって。
 
この調子でやってたら、今以上に体壊す。
 
 
教訓。
 
 
『断る勇気も持て!』
 
 
でないと、早死にする。
 
ハイ。
 
 
 
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布村さん
 
ありがとうございます。
いつ出るのかは知りませんが、もしも本屋さんで見つけたら見てみてください。
 
 
 
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自分の仕事を捨ててまで、頼まれ事を優先するようになったら、
 
私はもう、絵を描くことも、発表することも、止めた方が良いでしょう。
 
そんな中途半端なもの、描く意味も、人に見せる意味も無いし。
 
何のために何をやってるんだか、さっぱり分からなくなる。
 
 
 
私が「ダメ」「キツイ」という時は、本当にそういうことです。
 
サバ読んで余裕をもって、「ダメ」とか「キツイ」とは、簡単には言いません。
 
多分、多くの人とはその辺の感覚が違うんでしょうね。
 
でもそれは私の側の問題です。
 
もう少し、ズル賢くなるべし。
 
たとえば絵の値段も、値切られた時用にサバ読んで付けた方がいいってこと。
 
(ホントはそんなことしたくないけど)
 
それで売れないなら、それだけの作品だったということだから。
 
絵で収入を賄わなくて良いように、普段働いてるんだから。
 
こっちが身を削っても、「安くついてラッキー」としか思ってもらえないんだったら、
 
身を削る必要なんか無い。
 
最低限、自分の健康と自分の絵は自分で守るべし。
 
 
(ふざけるな。オマエは守る価値のある人間か?オマエの絵は守る価値のある絵か?
 
 というご指摘は勝手にどうぞ。)
 
 
 
 
 
 
でも。
 
 
 
やれるときゃあ、頼まれ仕事もしっかりやりまっせ!
 
モチロン!(^_^)
 
特に、個展のあとはいつでもWelcome!です。
 
装丁でも絵でも!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
それにしても、最近は、あまりにも疲労困憊すぎて、
 
前向きな考えなど、何も浮かばない。
 
完全に、赤信号点灯。
 
ただのアホですね、まったく。
 
身から出た錆。
 
いい気味ですよ。