蓮を見てきました & お返事2005年08月04日 14時10分12秒

ブログのツボ 蓮2005
 
 
先日、「水生植物公園 みずの森」という植物園と、
「琵琶湖博物館」という琵琶湖関連の展示と淡水水族園のある博物館と、
自生蓮の大群生地に行って参りました。
 
琵琶湖博物館以外は、去年も、今回と同じ時期に行きました。
 
(今回の訪問のレポートも、「本館」の方で近々アップできればと思っています)
 

訪問の目的は、自生蓮の写真を撮ること。
絵のモチーフにするためです。
(去年の取材をもとに描いた絵はこちら
 
蓮を間近に見たことのある方、いらっしゃるでしょうか?
私は去年初めて見に行って、そのたくましさ、美しさに心奪われてしまいました。
そして、今年も取材に行きました。
取材プラス。
去年「みずの森」で買った種から、今年は自宅で蓮を育てているので、
その栽培方法についても、色々聞きたかったので。
 
 
 
今年は去年より1週間遅れで行ったので、
すでに多くの花が開ききっていて、
花が散ったあとの花托(かたく=じょうろの先みたいなの。ここに種ができる。)
も多く見られました。
去年は、「まさに今初めて開こうとしている」パツンパツンの蕾を、
「うお〜〜!きれい〜〜!!」と思って激写してたのですが、
今年の発見は、
 
「一旦開いて閉じた花」の美しさ。
 
蓮の花は、早朝に開き始めて、昼になると閉じ始めます。
これを何度かくり返してから、散っていくんです。
実は、今回は泊まりで行ったため、夕方、ほとんど閉じかけの花と、
早朝の、開いていく花の、両方を見ることができました。
 
 
一旦開いた蓮の花は、たとえ閉じても、開く前の蕾のように固くは閉じません。
なんとなく、ゆる〜くつぼんでいて、閉じきれない花びらが、
何枚か残ってペローンと開いていたりします。
 
(↑上の写真のような状態)
 

 
なんかよくわからないけど、「良いなあ」と思いました。
「私もこんな風になりたい」(ってどんな風?)とか思ったり。
「ああ、あなた、そうやって生きて、もうすぐ枯れていくのね」と。
 
ああ。意味不明ですね(笑)


 
 
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さて。
 
第一回目の記事に、コメントくださった方、ありがとうございます。
 
「おまえはアホか!」みたいなのが無かったので、ほっとしてます。
 
(え。まさか。これから、来るのか...∫(TOT)∫)
 
 

シウさん。
 
無事生きておられるようですね。良かったです。
「森の中」も良いですが、
「森の外」で作品を発表するときに、私にもおしえてください。
ぜひ、見に行かせていただきます。
 
 
さゆぞうさん。
 
そうそう!
去年は「人生博打打ち」という言葉、よく使ったっけねえ。
NY抜きにしても、ホントに「明日はどっちだ?」の博打人生やし...。
私が道ばたで倒れてたら、野の花を一輪、供えてやってくださいな。
あなたが倒れていたら、私はあなたの亡骸に、あの方の音楽を捧げましょう。
 
(※言わずとしれた「ロータスのツボ」のさゆぞうさんです。本館を見てね。)
 
 
やましたくん。
 
「個展控え仲間」ですね(笑)
(私はまだ1年以上あるので、余裕のよっちゃんです)
さあて、ここにコメントなんかしちゃったってことは、
やましたくんは何を手伝ってくれるのかなー?(-_^)
残暑きびし〜〜〜い京都に、手伝い頼みに...いえ、個展見に、行かせてもらいます。
 
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では。今日はこの辺にしとったろか。
 

Lotus植え替え & 8月6日2005年08月06日 15時46分33秒

ブログのツボ 蓮2005
 
 
鉢植えにしていたLotusさんたちを、バケツに直植えしました...
 
疲れた...(^_^;
 
でもこれで、もっともっと根を張って、大きく育っていただけることでしょう。
とても楽しみです!
 
鉢から出してそれぞれの根っこを見てみたら、すでにかなりの成長が見られました。
鉢からはみ出して伸びていたヒゲ根は、可哀相ですが、ぶちっとちぎってしまいました。
土の下では新しい茎や葉の準備がちゃくちゃくと進んでいて、頼もしい限りです!
「みずの森」で買ってきた「水生植物にやさしい肥料」も入れました。
さあ!!来年に向けて、どんどん育ってちょうだいね!!!!!
 
Lotusさんの植え替えのあとは、小鳥さんの掃除をしました。
 
 
琵琶湖の群生Lotusさんの取材に行って帰ってきてから、体調良いです。
家にいても次々やるべきことがあるから、よそに泊まってここから離れない限り、
精神的に休まらないんでしょうね。
だって、旅に出てしまったら、やりたくても、仕事も絵も何もできないからね。
次のことは考えずに、目の前のきれいなLotusや、
ステキなお土産に、「わーい!ヽ(^0^)ノ」と反応してたらいいんだから(笑)
 
ああ、やっぱり、旅はいいなぁぁぁ。
心身の健康のため、定期的に逃避行しなくっちゃあ!!と思います。
 
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さて、今日は母方のおばあちゃんの命日+広島原爆祈念日です。
 
今朝ふと、昔、学生時代の友人とした会話を思い出しました。
お互いの出身地の話をしていて、広島出身のその友人は、原爆の話をした最後に、
「でも私のおじいちゃんもおばあちゃんも、両親も、被爆はしとらんのじゃけどね。」
と、付け加えたこと。
そのことが、印象に残っていること。
 
今思うと、友人の一言は、同じ広島出身の人の中でさえ、
「被爆した」「被爆していない」という立場の違いが
目に見えない暗黙の隔たりとなって存在することを、示していたのかもしれません。
「被爆はしとらん」の一言には、
被爆者と同じ立場で「広島」を語れなくてごめんなさい、というのと、
被爆による健康被害は、私の家系にはありません、という、
かなり複雑な心情が隠されていたのかもしれません。
「広島」にも、「原爆」にも、詳しくない、別の地方出身の友人である私に対してすら、
「被爆はしとらんのじゃけどね。」と、付け加えてしまうほどに。
 
これからは原爆も戦争も、体験していない人の世の中になっていきます。
私もその中のひとりです。
戦争なんかで死にたくないし、死んでほしくない。
NYで爆弾で吹き飛ばされたくない!
それだけしか言えませんが...。
 
 
とにかく。
今ここに生きていること。
当たり前に旅行に行けて、仕事ができて、やりたいことができることに。
今のこの時代に生まれたことに、感謝しています。