「母語教育という思想」2008年06月07日 23時25分44秒

bogokyouikuhyoshi

(難波博孝:著/世界思想社/2008年/ISBN978-4-7907-1339-5)
 
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遂に、本が出版されました!
 
途中紆余曲折あり、5年かかりました。
 
感慨深いです。
 
私が担当したのは、6章ある扉の絵と、最初と最後の絵計8点です。
 
 
 
著者の難波博孝さんは、現在、
 
広島大学大学院教育学研究科の教授でいらっしゃいます。
 
(・・・って、あらためて書くと、偉い人なんだと再認識)
 
 
私とのそもそもの馴れ初めは・・
 
私の絵の師匠が昔教員をしていた頃、
 
同じ学校で国語の先生をされていたのが、難波先生。
 
そして、師匠が立ち上げて、かつて私もメンバーだった、
 
具象絵画のグループ「礫(れき)」のゴッドファーザー(名付親)。
 
(礫(れき)は今もメンバーチェンジしながら活動中)
 
そして何より、説明すると長くなるので省略しますが、
 
「私の絵」が今あるのはこの方のお陰でもある、ある意味命の恩人。
 
それが難波先生です。
 
 
 
難波先生にはいつも個展を見に来ていただいて、
 
(先生がどこに居ようと私がどこで個展していようと無理矢理見に来させて)
 
貴重なご意見を賜っています。
 
美術の世界だけで通用する狭い見方ではなく、
 
「人が生きていくために必要な表現活動」
 
という大きな視点で、絵を見てくれます。
 
美術の専門の人とはまったく違う視点で、
 
非常に的確な意見を述べてくださるので、
 
私は毎回ものすごく頼っていて、あてにしています。
 
国語の先生ですが、その位置に収まりきらない、とても不思議な方です。
 
 
 
今回の挿絵は、最初から、
 
『あなたの絵が欲しいので、ぜひ!好きに描いてください!』
 
と言われて、本当に好きに描かせていただきました。
 
だからこんな変な挿絵に・・・(笑)
 
 
でも、私、原稿を最初から最後まで全部ちゃんと読んだ上で、
 
私の持ってる感覚と、先生の文章から受けた感覚との接点を見つけて、
 
無い脳味噌を絞って構想を練り、絵を描いたんですよ。
 
『しろいぼうし』(あまんきみこ作)というお話が、
 
文中に出てきたからといって、即、「白い帽子」を描く・・
 
なんて、そこらの分かりやすい挿絵とはちょと違いますので。
 
 
本文を読みつつ、
 
「なんでこの章のタイトルに、この絵が???」
 
と、ちょっとひっかかっていただければ、こちらの思う壺です(^_^)
 
 
もし興味のある方は、
 
『母語教育という思想-国語科解体/再構築に向けて-』
 
を、読んでみてください。
 
(でも、専門書です!実は私も理解できないところ多数でした。泣)
 
 
 
 
 
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コメントくださっている方へ。
 
表示はされていませんが、読ませていただいています。
頭が通常モードに戻り次第、お返事書きますので。
もう少々お待ち下さい。
m(__)m
 
 
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もし本を購入希望の方がいらっしゃいましたら、
 
『母語教育という思想』特設ページから、ネット書店のリンクがあります。
 
よろしければご利用下さい。
 
 
 
というわけで、今日はこれにて失礼します。
 
m(__)m
 
 
 
 

コメント

_ camide ― 2008年06月11日 11時46分08秒

最近ノルデックウォーキングhttp://japan.nordicwalking.com/を始めました。1日2リットルの水を飲み、食事も低カロリーで気をつかってますが、朝夕あわせて2時間のウォーキングで5㎏ちかく痩せましたよ。他人から見るとステックを2本突きながらのウォーキングなので、近所で「camideさん、足がわるくなったみたい・・」と噂されています。じぇいさんはデブじゃないけれどやってみるといいですよ。なんか体の調子いいです。おすすめでやんす。

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