絵とか選挙とかLotusとか ― 2009年09月06日 16時16分22秒

九月の声を聞き、
『ふわぁああ!こうしている場合ではない!』
と我に返り、新しい水彩を描き始めました。
油彩の方は、今週街におでかけ大会をして、最後のお道具そろえて、
いよいよ新機軸始める予定であります。
まずは、今春強烈ダメ出しくらった幻の新作を改変。
同時進行で新作用のキャンバスを張リヤー。
その出来具合により、コンクールとか、ぼちぼち考えて行きます。
(※個展は2〜3年先までございませんです)
* * *
さて。
選挙はあっけなく終わり、私も今回は無事投票することができました。
(が。白状すると、実は、投票する人まちがえました!!!(@o@;)
私が候補者を書き間違えても、大勢に影響は無いので、いんですけどね。
後で気が付いて、かなりショック・・・・・・(/_;)
なんでこんなに馬鹿なんでしょう・・)
今回、蓋が開いてみれば、あまりにあっけない政権交代劇でしたが、
『ひとつの国で、54年にわたる実質一党支配が終わりを告げた』
という事実は、今私たちが実感している以上に凄いことなんであります。
70歳くらい以下の年齢の日本人は、自民党政権しか知らないも同然なんですから。
この事実、なんか凄くないですか?
でも、
『自民党の劣化には目に余るものがある』
『劣化した自民党に好き勝手されるのはもうたくさん』
という日本人が、こんなに大勢いたということは、正直びっくりでした。
たった4年前には、あんなに小泉自民党に熱狂してた人たちが!?
一体、この4年間にどんな心境の変化があったのか、聞いてみたい。。。
腐っても鯛!自民党さんから甘い汁を吸っていた人と、
その下でおこぼれにあずかっていた人が、自民党に投票すると思っていたのに。
でも遂に、そういう人でさえ、権力異動に確信を持って、自民党を見限ったのでした。
(8年前の小泉首相誕生に眉をひそめ、4年前の郵政選挙に憤り、
世の中との乖離を思い知り、ひとり鬱々としていた私から見ると、
ああやっと動いたか・・・という感じ。
久しぶりに日本人に戻れた、みたいな。苦笑)
でも、『ピンチはチャンス』とはよく言ったもので、
死神小泉元首相が、日本をめちゃめちゃにしてくれたからこそ、
自民党支配が終わったと思えば、今起きてる事すべて、必然の成せる技かと。
・・・が、政権交代ストーリーはこのまま順調に進むとも思えないので、
これから敗者の報復が始まり、民主党の政治家のスキャンダルが噴出でしょう。
来年の参議院議員半分の改選で、
『やっぱり民主ではイカン!自民党カムバック!』
という風潮に流れないようにしてほしいものです。
私は民主党が好きとかではなく、
『物事やる時ゃ中途半端にしたらアカン』
と思うので、中途半端な自民党支持への先祖返りは、
民主党の首に付けた紐を後ろから引っ張りながら、
「前へ進め!」と命令するようなもので、害の方が大きいと思うので。
で。
私が今とても気になっているのは、自然災害と新型インフルの流行。
例えば1995年の阪神淡路大震災。
当時の村山首相は、自社さ連立政権発足により、
阪神淡路大震災の前年1994年に、首相に就任したばかりでした。
後に、震災被災地に対する国の救済の初動が遅れたと糾弾され、
『なにぶん初めてのことでございますし・・』
と応えたのは、有名なお話。
鳩山新首相、よもやこのセリフは使われませんように。。。(-人-)
* * *
さあて。
選挙は終わったし、まだまだ暑いけど、真夏ではなくなったし、
これからこまめに動いて行かなければ。
とりあえず今週は、
99歳の細密画家〜プチファーブル・熊田千佳慕展:京都
2009/9/9(水)〜9/21(月・祝) 京都高島屋
見に行ってきまーす!
Lotusさんたち、すこぶる元気です!
水の吸い上げがすごくて、給水が間に合わない〜!
(だが蓮根は終わりつつある・・(x_x))
『Lotusのツボ5』更新してます、ご覧下さい。
『熊田千佳慕展』など ― 2009年09月15日 23時42分10秒

写真:左上から右回りに、
『KODAMA童話集ソノシート&ブックレット』藤城清治・影絵
『藤城清治 光と影の世界展』チラシ
『99歳の細密画家〜プチファーブル・熊田千佳慕展』チラシ
『99歳の細密画家〜プチファーブル・熊田千佳慕展』図録
『おやゆびひめ』熊田千佳慕・絵
『99歳の細密画家〜プチファーブル・熊田千佳慕展』
2009/9/9(水)〜9/21(月・祝) 京都高島屋
(熊田千佳慕とは?)
『藤城清治 光と影の世界展』
2009/8/1(土)〜9/23(水・祝) 京都文化博物館
(藤城清治とは?)
見て参りました!
お二人とも、私の幼少期の思い出に、深くかかわっている方です。
偶然ですが、同時期に河原町付近で展覧会があって、
『こりゃあ、行かんわけにはいくまいよ!』
と、ガタガタの体にむち打って、行って参りました。
(※ここんとこ仕事が忙しくて、疲れて弱りきっているのです...(/_;))
いやいや、行って良かったです!
お二人とも、すばらしかったです!
やはり、本物を見ずして作品を語ってはいけない。
そう思い知らされました。
特に、熊田千佳慕さん!
熊田さんは、もともとデザイナーさんなので、
本画よりも、それが印刷され流通に乗った状態が『作品』として人の目に触れる、
そういう仕事を長年されてきた方なのですが、
実際、本物の作品を見て、私が「?」と思っていたことの答えが見つかりました。
その「?」とは、私が幼少期、熊田さんの絵に心惹かれながらも、
熊田さんをファン・エイクのように、『師匠!』とは思えなかった。
熊田さんを目指すことが無かった。
その理由でもありました。
絵を見ながら思ったことをあげてみると・・・
・非常に細かく均一な筆遣い
・画面のコラージュ的構成
・自然の部分の切り取り方のおしゃれさ
・巧すぎる描画テクニック
こういうところが、私にとっては違和感と映りました。
なんと言っても、「巧すぎる!」というのが一番のネック!(?)
虫も花も、入念な観察の後で描き始めるので、下描きの鉛筆は割におおざっぱ。
次に、標本がある時は、片手に標本を持ちつつ、
面相筆の先の毛で、1ミリくらいの筆跡を点々と付けつつ、
描いていきます。
絵の具の「白」を使わずに!!!!!
(@_@;)
これがすんごいんです!
私、まだ近くのものもよく見えるので、絵に鼻が付くくらい近寄って見て、
確信!
白い部分は何も塗ってない。
白い紙(=安価なケント紙なのだコレが!!これまたびっくり!)
の地が塗り残してあるだけ。
泣きそうになりました・・・(/_;)
巧いとは思っていたけど、やはり巧かった。巧すぎた。
巧すぎて、手垢が無さすぎて、人間離れしてる。
構成も巧すぎて、おしゃれすぎて、見易すぎる。
私が付いていけなかったのは、こういうところだったんでした。
たった一冊の絵本を見ていただけだけど、私のもった違和感は正解だった。
「そうなる」には理由があるけど、「そうはならない」にもまた理由があるのです。
熊田さんを『師匠!』とは思わなかった理由が。
でも、実際に本物を見られて、とてもよかったです。
絵本の絵から感じていた、絵肌の、蝋を引いたような「しっとり感」も、
ケント紙のもつ質感のせいだったと分かったし。
(この「しっとり感」はとても良いと思いました。)
花びらや細かい毛の生えた虫の、ビロードのような質感が出る理由も分かったし。
(筆の毛先でガサガサと筆跡を付けて行くから、細かい毛を描いてるのと同じなのです。)
そして何より、熊田さんにとっての自らの絵の位置づけに、心洗われる気がしました。
『私は絵は売ったことがありません』
『私の絵は神様へのレポートなんです』
熊田千佳慕さんは、2009年8月13日、数え99歳で亡くなられました。
合掌(-人-)
* * *
さて。
千佳慕さんの絵は見てきたし、季節も良くなったし、
「よっしゃ、掃除して・・絵、やるぞ〜!」と思っていたら、、、
Mac G4タワー・Maiやん(OS9.1)が、また壊れた・・・(@_@;)
OS認識せず、立ち上がらなくなった・・・(@_@;)
ムキーーッッッヽ(`´)丿
うう・・(;>_<;)
久しぶりに家にいる休日が、復旧作業でつぶれるなんて!もったいなーい!
でもしょうがない・・・
えーい!HD初期化。
OS再インストール。
避難させてたデータをHDにコピー。
な・・・直った!(/_;)
やったー!\(^_^)/
ああもう!こう同じことを繰り返してては時間の無駄!
HDまるごと外付にコピーして、バックアップ取りました。
(今更かい!)
ええかげん学習しろよ!と自分に怒りを覚えます。
ムキーーーヽ(`皿´)丿
で、めでたく問題も解決したところで、コメントにお返事を。
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T.haradaさん
お久しぶりです。
うちのロータスは、ついこの間まで元気だったのですが、
みずの森の固形肥料を多めに与えたとたん、急に葉っぱが枯れ始めました。
やはり肥料過多は悪影響しか及ぼさないようですね。反省。
(でも、このところ急に寒くなったので、そのせいかも・・とか・・)
あと、来年の話はよしましょうよ。
越冬できるかどうかわからないので・・(--;)
camideさん
アタシだって、間違えたくて間違えたわけじゃあ・・(/_;)
そうやったそうやった!camideさんとこ、モリヨシローの地盤やったね!
握手したか、そうか、柔らかかったか、そうか。(このスケベオヤジー!)
「政治家になってこれがやりたい!」って人、あんまり無いんじゃないのかな?
政治家になるのが目的で、その後その人の資質があれば政治家になって行くし、
資質が無ければそのまま消えるし、ってことで。
逆に『郵政民営化!』とか、某コイズミ某みたいに妙に具体的に叫んでたら、
「あんたそれ、私腹を肥やそうとして言ってるんとちゃうんか?」
と、怪しんだ方がいいかもね。
国がどう変わるか、見ててあかんかったら、すぐさま国民が駄目出しを!
ある意味国民の自己責任。これからはそういう時代。
ちょっと、かなり、ワクワク!
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今朝、久しぶりに超ドラマチックな夢を見て、
夢の中で絶叫しながら大泣きしてたら、
目が覚めたら本当に泣いてました。
涙ボロボロ。
疲れた・・・・・・・・。
まあ、現実の世界でも、それくらい疲れているということです。
ああ、しんど。
うちのLotusさんたち、雲行きが怪しい。
調子に乗ってみずの森の肥料をやったら、枯れ始めた!
どうなる!どうなる!(x_x)
『Lotusのツボ5』更新してます、ご覧下さい。
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