絵のこと日本のことアメリカのこと ― 2005年09月23日 21時57分24秒
連日、絵を描いております。
う〜ん。オアシスだわ〜!!
木曜日も仕事が無かったので、木〜土まで、3連休!
日曜日からまた仕事が始まるので、連休の長さは普通の人と変わらないけど。
永らく忘れていたことを、思い出しました。
去年の個展を見てくれた方の大勢が、
「あなたは本当に描くことが好きなんですねえ...。」
と、半ばあきれながら、感想を残して帰って行かれましたが。。。
そうなんですよねぇ。
私、描くの大好きなんですわ(*^_^*)
描き始めると、今さらながら実感します。
調子に乗ってくると、もっとひどくなって、
「私って天才!!!!!!!!!」
「これをやるために、生まれてきたんだ!!!!!!!!」
とか思い始めるわけです。
「中間」。「ほどほど」。ということが無い。
困った野郎です。
多分、そういうバカな部分が、完成した作品から匂うのでしょう。
「脳天気すぎる!」「技術のひけらかし!」とかいう批判もあるにはあるのですが。
でも、つくっている自分を否定しながら完成させた作品が、
良い作品になるなんて、ぜったい思わないので、
バカはバカのまま、隠さずに出すんです。
それ(=バカ。笑)を意識的に排除した私がつくった作品なんて、ウソだと思うので。
(バカの皆さん、がんばりましょうね!(^_-)-☆)
今年は2月にグループ展の作品を仕上げた後、5月に部屋のリフォームをして以降、
部屋が全然片づけられなかった上に、仕事が詰まっていたので、
つい最近まで、絵は半年近くお留守の状態でした。
このあいだ山下くんの個展に行ったときにも、ちょこっと愚痴ってきましたが、
長く描いてないと、描くのが怖くなってくるんですよね。
ネガティヴ思考がどんどん育ってきて、
自分は絵なんか描いたらいけない人間なんじゃないか?
描いたってロクなもん描けないんじゃないか?
もうやめた方がいいんじゃないか?
...とまあ、特に根拠もないことをいろいろ考え始めるわけです。
でもまあ、描き始めたら、「天才!」になるので、
自分でもワケがわからないですね。
私、こんな変な友だちとは付き合いたくないです(笑)
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さて、また選挙絡みの話ですが。
なんだか...。
憲法改正(なんで「正」なのか、ひっかかる...)案とか、国民投票案とか...
色んな人のブログを見ていたら、どんどんコワイことが出てくる。
(それにしても!!
新聞よりもテレビよりも、個人が書いてるブログのわかりやすいこと!
でも、意見をちゃんと言ってるのは、たいがい「反自民党・反小泉首相」の人だ。
賛成してる人は、自民党が大勝したから、もう何も言うこと無いんでしょうけど...。
当然、政策をよ〜く分かった上で、言うことが無いのだと信じています!)
最近の原油高のニュースを見てて思うけど...
もともと資源に乏しい日本は、資源を他国から輸入して、
それを工夫して加工することで、発展してきた国なんだから、
資源を持っている他の多くの国のように、軍事力にものを言わせても、
何の得にもならないんじゃないかと。
資源を輸入しなければならない、ということは、
資源を売ってくれる国と仲良くしないといけないし、
買った資源を運ぶ途中に通る国とも仲良くしないといけないし、
輸入した資源で作った製品を買ってくれる国とも、仲良くしないといけない。
いっぱい仲良くしないといけないのに、
「また日本が攻めてくるぞ!」
なんて思われたら、何の得にもならないと思うんですけど。
「じゃあ、どっかの国が攻めてきたらどうするんだ?」
って言う人、よくいるけど、例え「自衛軍」がいたとしても、
きっとほとんど応戦できずに、全滅させられると思うんですけどね。
相手の軍隊は日頃から本気で訓練してて、本気で攻めてくるはずですから。
それに、これからどんどん高齢化が進んでくるのに、
貴重な若者には普通に働いてもらわないと!戦場に送るのはもったいない!
それより、日本は「頭」と「お金」を使って、生き残るすべを考えた方が、
現実的だと思うんですけど。
「外交」と「経済」ね。
さらに、最近はアメリカ国内でも、今さらながら、
イラクを攻撃したことには、妥当性が無かったんじゃないか?
という声も大きくなりつつあるようで。
そも、攻撃理由になった、大量破壊兵器は発見されなかったし、
アメリカ軍の死者の人数が増えていってる割には、戦闘は収まる気配が無いし、
イラクは、どうやらアメリカに都合が良いような「民主国家」にもなりそうにない。
おまけに、よその国には軍隊を送っても、自国で起きた災害(=ハリケーン)には助けが無い。
そういう事実が、一般市民の間にも、明るみに出始めている...
ヨーロッパでは、もうとっくに、力にものを言わせる方法から脱却して、
国が相互に繋がり合う道を選択し、模索しているんですけどね。
アメリカの「力」による支配とヨーロッパ「統合」。
どっちがより未来志向かは、言わずもがなだと思うのですが。
(通貨統合に参加していない英国が、最も深くイラク戦争にかかわったのは、象徴的ですね)
そういう微妙な変化の中で、
「兄貴!加勢しますぜ!!!」と、武器を担いで息せき切って出ていこうとする日本。
なんか、国としてのポリシーが無いだけでなく、
時流すら読み違えている気がするのは、私だけなんでしょうか。
アメリカに付いていこうったって、ブッシュ政権は永遠に続かないし、
「力で力を押さえつける」ような政権が、いつまでも実権を握ってるわけがない。
なぜなら、そういう政権は、
国外だけでなく、国内でも同じ方法で人を屈服させようとするに違いないからです。
その反動は、いつか必ず起きます。
(私、来年アメリカで個展するのに、アメリカの悪口ばっかり言ってる?(^_^;)
いえいえ。ブッシュ政権は嫌いだけど、それと一般市民の皆さんはまた別です(^_^))
日本人は、たとえば、自分の人生の行く末を考えるように、
国の行く末についても、自分自身のこととして考えないと、
本当にまずいことになるんじゃないでしょうか。
「大丈夫。何も変わらない。どうせこのままだって!」と高をくくってると、
「こんなはずでは...」ということになるんですよ、きっと。
少なくとも、私は日本が平和で安定して暮らせる国でないと、困るんですよね。
だって、国の都合で戦争されたり経済が破綻してリストラされたら、
こうやってネットで遊べなくなるし、絵も描けなくなるじゃないですか!!!
そんなん、ゆるさへん!!!(`へ´)ノ
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