何をいまさら!戸川純2007年12月09日 23時14分13秒


 
 
akaisensya
 
 
 
あーはあ。
 
今回は内容的に、前回の続きです。
 
前回参加していただいた、5パーセントの方、集合!!(^-^)/
 
 
 
どうやら、戸川純さんという人に対して持ってる印象が、
 
人によって全然違うのだということが分かりました。
 
 
 
そうか。
 
「戸川純」=『レーダーマン』なのか。
 
♪疑似ロボット高性能!識別不可能!レ"イダアマア〜〜〜〜〜ン♪ですね。
 
 
とか言いつつ、実は私、
 
"『レーダーマン』を歌う戸川純"をテレビで見たことが無く、
 
(※彼女の全盛期、私はテレビを持っていなかった。)
 
『レーダーマン』という楽曲自体も、小耳にはさんだことしか無く、
 
最近買ったライブCDで初めて一曲通してちゃんと聴いた次第。
 
 
 
音のみで『玉姫様』から入るか、
 
ビジュアル+本人の発言付き『レーダーマン』から入るか、
 
確かにこの差はかなり大きい。
 
(でも、『レーダーマン』はハルメンズというバンドのカバー)
 
 
まあ、ヴォーカリストとしての凄さは、テレビでも十分伝わるだろうけど、、、
 
(だからこそそのパワーに恐れをなした人が、以降戸川純を聴こうとしなかったのか)
 
でももしイヤじゃなければ、
 
戸川さん自身の詞による数々の良質な楽曲を、
 
ぜひ聴いていただきたい。
 
「なんでこんな良いものが書けるのか!」
 
と思う詞が、本当にいっぱいあるんですよ。
 
 
その設定こそ、
 
「青色が識別できない目を持つ人の歌」だったり、
 
「自死しようとしても死にきれない人の歌」だったり、
 
「思い余って彼氏の職場に無理矢理乱入する人の歌」だったり、
 
「カニバリズムに捕らわれた人の歌」だったり、
 
「どうしたって人にはなれないセクシー・ロボットの歌」だったり、
 
「他人に嫌われていると思い込んでいる人の歌」だったりしますが、、、
 
 
とてもひとりの人間が出しているとは思えない、七色の声とか、、、
 
そういう部分部分、言葉の表面的な意味とかを追っていくと、
 
この人は病気か?とか、反社会的だ!とか、
 
「ちょっと病んでいる人が色々やってて、
 
 そういうのが好きな一握りの人だけが、それを聴いて喜んでいる。」
 
みたいな見られ方になってしまうのかな、と。
 
 
 
確かに、彼女の書く詞は、
 
テレビやラジオでたくさん流れるような、よくある歌の歌詞とは、
 
まったく違っているけれど、
 
でも、つまるところ、彼女の歌を聴いて持つ印象というのは、
 
『いろいろある(あった)が、結局私は生きていくのだ!』
 
なんですね。
 
嫌われても、変だと言われても、笑われても、世の中に受け入れられなくても、
 
『それでも、結局私は生きていくのだ!』
 
最後に残るのは、そういう強い意志の表現なんですよ。
 
こんなにも壮絶に『負(マイナス)』の言葉ばかり、
 
ちりばめられているにもかかわらず!
 
そしてこのすごさは、残念ながら、『レーダーマン』だけでは、伝わらない。
 
 
 
彼女の書く詞は、、、
 
これまで平和的に人との関係を結んで来られた幸せな人には、
 
ピンと来ないかもしれないし、恐らく拷問に等しい歌詞かもしれないけど、
 
『私が私として生きていく』ということについて、
 
一度でも危機を経験したことがある人なら、
 
(誰だってあるでしょう?無いですか?)
 
これは他人事ではない!という風に・・・感じない???????
 
そうですか、感じないですか・・・(--;)
 
 
・・・と言うか!
 
やっぱり、『レーダーマン』で終わらせた人が多いなら、
 
私がここでグダグダいくらご託を並べても、何も伝えられない。
 
限界・・・
 
 
 
でもまあ、人にはそれぞれ好き嫌いがあるから。
 
ってことは、戸川純を嫌いな人は多い(多かった)のか。
 
私が「戸川純は一世を風靡した」と思ってるのは、間違いなのだろか。
 
少なくとも私の周辺では、「戸川純はすごい」という意見で一致してたけど。
 
「そういう痛いヤツの集まりだったんでしょ!」って言われたら、
 
まあそうなのかもしれないけど。
 
 
 
でも、
 
『痛い』。
 
それだけで終わらせて良いものか?
 
 
安全な防波堤のこっち側から安穏としながら、
 
非難と怒号の波打ち際ギリギリを歩いている戸川純を見て、
 
「変」だの「狂ってる」だの言っても、説得力無いぞ。
 
ギリギリの場所で闘ってる人には、それ相応の敬意を払いたい。
 
自分に出来ないことをやってる人は、基本的に、みな凄い。
 
 
安易に人を切って捨てることするなかれ、よ!
 
 
 
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アーバンさん
 
「戸川純はキャラを演じている」というアーバンさんの意見。
その通りだと思います!
でも、私はそれがちっとも気にならないんですよ〜。「演技」上等!
元々「吉永小百合さんのような女優さん」になりたかった人で、
今だに「歌手だけど、女優でもあります!」とおしゃってるみたいだし(笑)
私、表現する人は、演技してたり歌ってる時に最も輝いてればそれで良いと思うので、
キャラをクルクル変化させるのが戸川純の表現なのだとしたら、それでOK。
そこに、「キャラをクルクル変化させなければ生きられない戸川純」が居ればね。
さあ、トイレ行ったら、さっさと布団に戻って寝てね。風邪ひかないように!
おやすみ!(^_^)/
 
(『寿司・出島』、予約取りました!レッツ!SUSHI!☆)
 
 
 
盆栽中年さん
 
盆栽中年さんも、『レーダーマン』でしたか(笑)
衝撃を受けて、そこで止まる人、多かったのかもしれないですね。
私はアルバムから入ったので、9曲聴いて「すごい!」と思ったのですが。
(でも、また別の意味で、そこで止まりましたが。笑)
妹さんは、病気を苦にされていたようですが(心臓とか喘息とか)。
それが直接の理由かどうかは、私たちの知るところではありません。
 
『ブレードランナー』は一度見ただけで、内容もうっすらとしか。
でもその印象がどうしても『メトロポリス』(フリッツ・ラング監督)とダブるんですよ。
なんででしょうね。
女性のレプリカントが出てきて繁華街の様子がオリエンタルだからかな。
多分この2本は"近未来SF"というだけで、全然似てないと思うけど。
『ブレードランナー』、ぜひ見直してみたいですね!
 
 
 
さゆぞうさん
 
「Men'sJunan」、何度見たことか・・・(*‥*)
小さいおぢさんの置物が、純ちゃんの後ろでギター弾いてますよね。
じゃあ、「バージン・ブルース」は知ってる?
フォーマルスーツに蝶ネクタイの小さいおぢさんの置物が、純ちゃんの後ろで・・(以下略)
私からのおすすめは、某ニコ某の「CG年賀状」と「カムイミンタラ」(カヌー乗ってるやつ)です。純ちゃんとふたりでやってるTV番組も、とんでもないです。ぜひ。
SCUBAは何度読んでも良いです。
(だれか楽譜の読めない私に「ホロホモーの歌」を歌って聞かせて!)
 
レミーはね、多分お正月が明けて仕事が一段落して「ふー」とか言ってる2月とか3月につい風邪なんかひいてちゃって、「しまった!でもまあしょーがない、今日はゴロゴロするか。お、こんなところにDVDが、、、」で、初めて見られるんではないかと(笑)当たらずとも遠からず。
 
 
 
*****************************
 
 
 
さて、戸川純さんは、ここ数年は、ギターの人とデュオを組んだり、
 
インディーズからCD出して、ライブハウスを中心に活動しておられる様子。
 
今年どこかを骨折されたらしいです。もう治ったんかしら。
 
 
「ハート温泉」というネットラジオの番組を始められるそうですよ。
 
毎月第2第4木曜日 22:00〜22:30位 2007年12月13日(木)開始。
 
『ニートのためのインターネットラジオ「オールニートニッポン」』だそうです。
 
22:00〜22:30位・・「位」って・・・(^_^)
 
主旨からするとどうやら、真面目な人生相談っぽいです。
 
 
YouTubeでもいくつか戸川さんの動画を見られます。
 
近年は「歌う」というより、「叫んで」「唸って」ますね。ますますパンク。
 
 
昔のものなら『ゲルニカ』のライブがオシャレで可愛くて、
 
聴きやすいし、すごく良いですよ〜(^_^)
 
初めて見て聴いた人は、今からハマってしまうかもしれない!
 
(でもCDは激しく手に入らないor手に入りにくいのだった)
 
 
 
♪水彩画より 油絵の 凝固した色味にも似た・・
 
 
私が驚愕した『赤い戦車』は、YouTubeにはありません。
 
興味があれば、色々検索してみて下さい。
 
 
 
では!
 
 
 
 
 

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